タニタ食堂誕生の秘密とは?赤字企業が世界一に!タニタの成功法則

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【タニタ食堂】を一度は聞いたことがあると思います。㈱タニタは、体脂肪計付きヘルスメーターの売上が世界一の企業なのですが、今では『食堂の会社でしょ?』と勘違いされている人もいるかもしれません^^

【タニタ食堂】はレシピ本が大ヒットしたり、映画化されたりして大きな話題となりましたが、実は赤字経営で苦しかった時代があるのです。

そんな赤字だった企業が、どのように考え、行動することでのちに売上世界一の企業へと成長していったのか。

また、どんなきっかけで【タニタ食堂】が誕生したのか。

今回私はタニタの創業者ファミリーで、前社長の息子さんである谷田昭吾さんの講演にてタニタの成功法則を拝聴してきました。

ビジネスで成功していくために必要な考えをたくさん教わってきたので、こちらの記事でご紹介いたします^^

講演でお話された順番にご紹介いたしますので、ぜひ順番に読み進めてみてくださいね♪

目標を作ることから全てが始まる

ビジネスでもダイエットでも勉強でも、まずは目標を設定することから全てが始まります。

年収〇〇万円稼げるようになりたい、ダイエットで10キロ痩せたい、テストで満点を取りたい・・・

そんな風に目標を設定する方法をご紹介いたします。

目標設定について20年以上研究し続けている、ニューヨーク大学とハンブルク大学の心理学教授であるガブリエルエッティンゲン氏も提唱している目標設定をする際の3つのポイントがこちら。

1.楽観的に目標を作る

2.現実的、悲観的にプロセスを考える

3.楽観的に実行する

1~3までの順番が大切です。ひとつひとつ解説いたしますね。

1.楽観的に目標を作る

ダイエットを例に出すと、『ダイエットに成功できるか?』という問いに対して『はい』と答えられる人が目標を達成しやすいそうです。やはり、最初から『無理かもしれない』という考えがあると、目標達成を邪魔してしまいますし、途中で諦めてしまいます。

そのため、目標をたてる時点ではポジティブや楽観的に考えることが大切です。

2.現実的、悲観的にプロセスを考える

目標を作る時点ではポジティブさ、楽観的が大切ですが、ポジティブさだけ、楽観的なだけでは目標を達成することはできません。

これはちょっと意外ではないでしょうか。実はポジティブとネガティブは3:1の比率で共存させたほうが、目標を達成できるということがポジティブ心理学では言われているそうなのです!!

これはどういうことかと言うと、例えばダイエットに成功して痩せるためには、時には辛い時もありますよね。

そんな時にポジティブで楽観的なだけだと『明日から頑張ればいいや』とか『ちょっとくらい食べちゃっても大丈夫だろう』という考えになってしまうのです。

そのため、楽観的に目標を設定した次は現実的・悲観的にプロセスを考えることが大切です。

現実やリスク、どんな誘惑や落とし穴があるのかもきちんと考慮した上でプロセスを考えましょう。

ダイエットの場合は、【もしも友達に焼き肉に誘われたらどうするか】とか【どうしても甘いものが食べたくなった時はどうするか】という感じですね^^

そんな風に、現実的に目標達成のプロセスを考えた方がそれが起きた時に対応することができます。

3.楽観的に実行する

楽観的に目標を作り、現実的・悲観的にプロセスを考えたら、あとは楽観的に実行していきます。

日々の取り組みはポジティブ・楽観的が大切なのですね!

確かに実行する時にネガティブな感情が起きると、行動が止まってしまいますからね。

 

京セラの創業者である稲盛和夫氏も著書の【京セラフィロソフィ】でこう提唱しています。

楽観的に構想し

悲観的に計画し

楽観的に実行する

やはり目標達成のためにはこの順番が大事なのがよくわかりますね!!

 

人間は危険から身を守り、生き残るための本能としてリスクやネガティブなことに目がむきやすいようになっているそうです。

しかし、それが行き過ぎるとメンタルがやられてしまう・・・

だからこそ、ポジティブとネガティブは3:1のバランスがちょうど良い♪というわけですヽ(=´▽`=)ノ

楽観性を手に入れる方法

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目標達成のために実行する時には楽観性が大切。楽観的に実行するために、あるトレーニングが非常に有効的です。

楽観性を手に入れるトレーニング方法をご紹介いたしますね☆

3つの良い事を書き出す

1.今日1日の中で良かったことを書く

これは、1日の終わりに今日1日を振り返って『良かったなぁ』と思うことを書きます。

『夕飯で食べたカレーがおいしかった』とか『友達と久々に会えて良かった』とか、そんなことでOK。

2.自分がどう貢献したのか考える

実はこの作業がすごく大切です。良かったことを書いたあとに、『自分が何をしたからその良かったことが起きたのか』ということを考えるのです^^

『カレーがおいしかったのは、自分が早めに作ってねかせておいたからだ』とか『仕事を頑張って腹ペコにしておいたからカレーがおいしく食べられた』とか。

『友達と久々に会えたのは、自分が率先して連絡をとって、みんなをまとめたからだ』という感じですね。

こんな風に自分主体で考えることにより、脳に新しい回路をつくることができるそうです。

3.同様に3つまで書く

1と2を3つまで書き出しましょう☆

この、3つの良い事を書き出すトレーニング、一週間実践すると3ヶ月~6ヶ月効果を発揮してくれるとのこと!!すごいですね^^

ポジティブな体験に感謝することにより幸福度が増すと言われています。

幸福度が増すことにより、幸せな気持ちで生きることができますし、生産性が上がるそうです。

また、イノベーションやクリエイティビティにも効果ありなんだとか♪

私もクリエイティブな仕事をしているので、とりあえず一週間は続けてみたいと思いますヽ(=´▽`=)ノ

本質を見極めて行動する

タニタは赤字に苦しんだ時期がありました。そんな赤字企業から、のちにヘルスメーターの売り上げ世界一になったきっかけとなったのが本質を見極めて行動するということ。

体重計で生き残るには?世界一になるには?

そんな風に、常に思考をめぐらせていたそうです。

そして『体重計』という固執した考えから『体重』へとシフトしていきました。

『体重とは何か』『どう増え、どうすれば減るのか』という疑問を掘り下げていくことでおのずと『体重計』=物をどうするかという視点から『体重』=人へと変えていったのです。

『体重』に焦点をあてたために『健康』までがビジネスの領域となったため、日本初となる肥満対策施設であるベストウエイトセンターをタニタの社内に設立したのです。

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ベストウエイトセンターではジムやプールといった施設だけではなく、医師や管理栄養士による減量指導を受けることもできたため、まさに肥満の人を本気で減量させる施設が日本で初めて誕生したというわけです。

これには『体重計の会社なのにここまでするか?』と反対の声がありながらも、巨額の費用がかけられました。

そこで体重の研究を進めていく中である大きな発見があったのです。

それが医師からの一言。

『肥満は体重じゃなくて脂肪の量が問題』

というもの。

その言葉から『脂肪ってなに?どうやって測れるの?』ということになり、脂肪が測れる機能を作ったのです!

当時はまだ「肥満には脂肪の量が問題」という考えが一般化してなかったため、『脂肪も測れる』というのは他社にはない、タニタ独自の強みとなったわけですね!

また、今では当たり前に使われている『体脂肪』という言葉。実はこの言葉はタニタの前社長が名付けたそうです☆

それにも驚きました^^

『体重計』→『体重』に視点を変え、掘り下げていくことで誕生した体脂肪計付きヘルスメーター

これがヒットし、誕生から5年後にはヘルスメーターの売上世界一を達成したのです☆

このことから学べることは

常に思考を停止してはいけない

物事を掘り下げて本質を見極めることが大事

ということですね。

この考えは私が行っているビジネスでも重要なことなので、ぜひ頭に入れておきたいと思います^^

他社との差別化を図るための5つの行動習慣

上記のように物事を掘り下げて考えた結果、タニタは赤字企業からヘルスメーターの売上世界一の企業となりました。

これは、イノベーション経営者(スティーブ・ジョブズなど)が成功する上で実践していた行動なので、ぜひ覚えておきたいことです。

・つながる

・質問する

・関連付け

・実験する

・観察する

この5つの行動習慣をタニタの成功事例と交えて解説するとこうなります。

・つながる

→ベストウエイトセンター設立のため、肥満の専門医とつながる。

 

・質問する

→医師からの『肥満は体重じゃなくて脂肪が問題だよ』という言葉に対して『脂肪って何?どうやって測れるの?』という質問をすることで新たな発見が生まれた。

 

・関連付け

→自社が持っている体重計と体脂肪計をくっつけてみたら良いのでは?0→1ではなく、すでにあるものと組み合わせることによりイノベーションを起こしたり、他社との違いを起こせる!

 

・実験する

→巨額を投じてベストウエイトセンターを設立。そこで太った人が痩せるということを研究。体脂肪計付きヘルスメーターを発売。

 

・観察する

→商品発売後、消費者の意見を参考にドンドン良い物へと進化させる。自分でも使ってみて消費者の気持ちを知る。

 

この5つの行動習慣はどんなビジネスにも応用可能なことなので、ぜひ私自身もこれを実行していきたいと思います!

タニタ食堂誕生秘話

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2010年に出版された『体脂肪計タニタの社員食堂』というレシピ本が大ヒットしたことでタニタの認知度がアップし、東京丸の内に『丸の内タニタ食堂』がオープンしたりと、社会現象になりましたね^^

私も『タニタの社員食堂』というレシピ本があることを聞いて『体重計のメーカーが出している本なら、ダイエット料理には持って来いなんだろうな~』という印象を受けました。

2013年には女優の優香さん主演で映画化されました。

そんなタニタ食堂ですが、実はタニタ食堂誕生には経営者の意外なこだわりがあったのです。

 

1990年に日本初となる肥満対策施設であるベストウエイトセンターを設立させたあと、1997年にヘルスメーター売上世界一となり、1999年にはベストウエイトセンターを閉鎖させることとなります。

設立から9年後の閉鎖の裏には、他のフィットネスクラブでも医師や管理栄養士による減量指導が受けられることが珍しくなくなったことがあり、赤字経営だったからです。

ベストウエイトセンター設立によってヒット商品を生み出すこともできたし、閉鎖させようということになったのです。

そして浮上した問題が『ベストウエイトセンターで働いてくれていた人をどうしよう??』というもの。

医師はクリニックや病院に勤めることで問題なかったのですが、管理栄養士やその他の従業員のその後が問題です。

辞めてもらうしかないけど・・・実は、タニタの前社長は『絶対に従業員をリストラしたくない!』という強い思いがありました。

それは過去に従業員を泣く泣くリストラをした経験があるから。

その時にとても辛い思いをしたため、もうリストラはしたくないと思ったのです。

そこで思いついたのが、タニタの従業員のための食堂『タニタの社員食堂』です。

ベストウエイトセンターには、管理栄養士による食事指導を利用者に行うために、キッチンや冷蔵庫などが完備されていたため、食堂を始めるための設備は整っていたのです!!

そして1999年タニタの社員食堂がスタートしました。

10年後の2009年。NHKにタニタの社員食堂が取材され、テレビで放送されたことがきっかけで出版社からオファーが来て、2010年、タニタの社員食堂の書籍が出版されました。

 

その後も続々とタニタ食堂関連の書籍は様々なシリーズが発売されています。

タニタ食堂のレシピ本は、カロリー抑えめなのにおいしそうなメニューが多くて本当に参考になります(*^^*)

谷田さんは、10年間食堂で大した利益がなくても続けたことがスゴイ!おっしゃっていました。

確かに、10年間続けていなければこの大ヒットもなかったわけですからね。

前社長の『リストラしたくない』というこだわりがこのヒットを生み出したのですね。

こだわり→継続→独自性→注目

この流れがあったから今のタニタがあるのです。

ビジネスは一朝一夕にできるものではないですし、成功したら終わり!というものでもなく継続させるものです。

やはり継続させることの重要性を感じましたね^^

タニタの成功法則のまとめ

目標設定3つのポイント

・楽観的の目標を作る

・現実的、悲観的にプロセスを考える

・楽観的に実行する

 

楽観性を作るトレーニング

1.今日一日良かったことを書く

2.自分がどう貢献したのか考える

3.同様に3つまで書く

 

本質を見極めて行動する

本質的な価値を見出すために物事を掘り下げて考える。

思考を停止させてはいけない。常に『なぜ?』と考えて行動する。

 

他社と差別化させる5つの行動習慣

1.つながる

2.質問する

3.関連付け

4.実験する

5.観察する

 

自分のこだわりを経営に活かす

続けるためのこだわりを考える。

大変なことを乗り越えるためにはこだわりが必要。

 

最後にタニタ創業者が好きな言葉をおくります。

人生万事己因

→良いことも悪いことも、すべては自分が原因だと思いましょう、ということ。

何事も自分自身が動くことが大事です!!

 

谷田昭吾さんによるタニタの成功法則の講演内容をご紹介いたしました^^

私自身講演を聞いて終わりではなく、こうしてブログに残すことで何度も見直すことができると思い、記事にまとめました。

ビジネスに活かせることばかりなので、ぜひあなたもお役立てくださいね。

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One Response to “タニタ食堂誕生の秘密とは?赤字企業が世界一に!タニタの成功法則”

  1. ryouji より:

    莉音さん、こんにちは。いつもありがとうございます。

    いつも参考になる記事をありがとうございます。

    タニタの成功にはそんな秘話があったのに驚きました。

    今回の成功の三つのこと、自分の中に取り入れて行きたくなりました。

    ありがとうございます。応援して帰ります。

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