
先日紹介した【イラストでときめく片づけの魔法】の方法でこんまり流片づけ祭りを実践しました。
(前回の記事はこちら
実践してみた感想や気がついたことが色々とあったので、まとめました。
こんまり先生の片づけ方法が気になる!やってみようかどうしようか・・・と迷われている方、ぜひ参考にしてみてください^^
こんまり流片づけ祭りとは?
こんまり流片づけ祭りとは、片づけコンサルタントの近藤麻理恵さんが考えた片づけ方法で、『一度習ったら二度とリバウンドしない』と言われて評判となり、現在では世界中で話題となっているのです。
近藤麻理恵さんいわく『片づけは一気に短期に完璧に終わらせる』ことが重要なので、そのことを『祭り』と表現しています。
なぜ二度とリバウンドしないのか?
こんまり流片づけ祭りがリバウンドしない理由。それは一気に完璧に片づけるからです。
通常、部屋の片づけをしよう!と思ったら『まずは散らかっているクローゼットの中から』という風に考えると思います。
しかし、こんまり先生はこのような『場所別』の片づけではなく『物別』の片づけを推奨しています。
洋服なら洋服を、部屋中からすべてかき集めてまずは総量を知り、その中から必要なもの、必要ないものを分けていきます。
物別に取捨選択をしていくことで、根本から片づけることが可能なのです。
一度、完璧に片付いてスッキリした部屋を手に入れると『二度と散らかしたくない』という心理がはたらくため、リバウンドしないと言われています。
こんまり流片づけ祭りの実践結果
最初にこんまり流片づけ祭りを実践しよう!と決めた時には『3日間集中して実践すれば終わるかなー』と思っていました。
しかし実際は5日以上かかりました^^;
わが家は夫と2人暮らしなので2人で片づけ祭りを実践しました。
こんまり流片づけ祭りでは、まずはすべての物の『捨てる』を終わらせることからスタートしますが、片づける物の順番もすごく重要です。
衣類
↓
書籍
↓
書類
↓
小物類
↓
思い出の品
大きく分けてこの順番で片づけるのですが、のちに『この順番は本当に考え尽くされて出来上がったんだな』と感じました。
まず、最初に衣類を片づける理由としては、衣類は家の中で一番スペースを占領しているものであり、特に女性の場合は量が多いから。
年齢とともにドンドン増えていくものですからね^^;
家中から自分の洋服を全部一箇所に集め、自分が持っている服の総量を知り、洋服1枚1枚手にとって『ときめくかときめかないか』対話をして残す洋服、捨てる洋服を決めていきます。
私はあまり洋服をドカドカ買うタイプではないのですが、それでも一箇所に集めたらスゴイ量になりました。

これはすでに仕分けを始めてから撮ったので、床一面に・・・という感じですが、最初は山になっていました。笑
ずっとお気に入りで捨てられなかった服もたくさん出てきましたが、考えてみたら6、7年前に買った洋服なんかもあって『さすがにもう似合わないだろう』と思うものや『部屋着にしよう』と思ってとっておいた洋服を結局一度も部屋着にしないまましまってあったり。
自分が持っているすべての服を集めてみると、要らないのに大切にしまってあり、場所を占領している服がたくさんあるということに気が付きました。
こんまり流片づけの【衣類】の中には、洋服以外にも靴下やストッキング、帽子やマフラーなどのファッション小物、靴まで含まれています。
私は1日かけて、なんとこの【衣類】と書籍だけしか終わりませんでした。
ほとんどは衣類に時間がかかり、書籍は30分以内に終わりました。
自分が持っている衣類を本気ですべて見つめなおすと、本当に時間がかかるもので驚きました。
2日目は【書類】の片づけをしたのですが、まぁこれが大変な作業でした。
書類はセミナー資料やパンフレット、郵便物や家電の取扱説明書などです。
何気なくとっておいた郵便物が大量にあり、これを処理することがすごく大変な作業でした。
2日目は【書類】だけでほぼ終了。笑
こんなんで他の物が終わるのか!?と心配になりました。
3日目は【小物類】からスタート。
小物類はキッチン・工具・CD・DVD・文房具など本当に多岐にわたります。
けれど不思議なもので、衣類や書類に比べて楽しく片づけができました^^
それは多分、1つ1つの量がそれほど多くないので、簡単に『次!』と行けるからだと思います。
結局小物類で2日使い、あとは残す物たちを収納していくことにも時間がかかったので、合計5日はかかりました。
こんまり流片づけ祭り実践の感想
一番の感想としては『とにかく大変だった!』です。
何気なく取っておいた物たちがこんなにもたくさん家の中に居て、必要な物を取り出すことを邪魔していたとは・・・
こんまり先生は
『片づけはマインドが9割』
『片づけをする覚悟はできていますか?』
『一生に一度の片づけ祭り』
『ショック療法・荒療治』
いうような、多少大げさとも取れるような言葉をはじめに書かれていますが、それの意味が本当によく分かりました。
本気で片づけるというのは、ものすごーーーーく体力や精神力や時間を使うものでした。
『辛い』という言葉が合うかもしれません。
でも、この『辛い』思いをしたからこそ『二度と同じ思いはしたくない』と体に刷り込まれるのだと思います。
【イラストでときめく片づけの魔法】は、カテゴリーごとに一つ一つ解説している点がかゆいところに手が届く感じですごく便利でした。
小物類の中で『CD・DVD類を片づける』『薬類を片づける』『リネン類を片づける』という風にカテゴリーごと解説されているので、本当に親切です(*^^*)
それと、みんなが何気なく取っておいてしまう、けれど本当は必要ないような物の例がたくさん書かれていて、わが家もまさに同じだったので面白かったです。
例えば電化製品が入っていたダンボール箱や衣類に付いている予備のボタンや、時計を買った時に余った金具。
これらはほぼ100%使うことがないんです。
そんな風に、こんまり先生のこれまでの経験もすべて網羅されて書かれた本なので、とても参考になりました。
片づける順番もすごく納得です。
最初に量が多くて大変な物から片づけていくことで、後からドンドン楽になっていく感覚があったので最後まで実践することができました。
この順番でなければ、最後までやり切るのは難しいと思います。
本気で片づけたい方に心からオススメしたい本です^^
ぜひ一度お手にとってみてください☆
片づけ祭り感想のおまけ
今回、夫婦で片づけ祭りを実践してみてすごーくよく分かったことがありました。
それは、家の中にある物について夫はほとんど知らないということ。笑
妻が中心に家事をしている以上、当然と言えば当然なんですが。
キッチンはもちろん、書類、文房具、日用品のストックなどほぼ私が管理をしているため、家の中の片づけはほとんど私が一人でやったようなものだったので余計に大変でした。
家の中をキレイに保ち、快適に過ごせるかどうかはほぼ妻にかかっているな、と改めて思いましたね。
それから、本気の片づけをしてみて気がついたことは人間は1つでも面倒くさいことがあると、それを避ける傾向にあるということ。
例えばですが、掃除機を置いておく場所の前に雑誌が積んであるとします。掃除機を使うためには雑誌を動かすという一手間が必要→掃除機出すのが面倒くさい
そんな風に、1つでも動作が加わることで人間は『面倒くさい』と感じ、後回しになってしまいます。
いらない物をなくして、スッキリさせることにより必要な物を必要な時にサッと取り出すことができるようになるため、物事へのフットワークが軽くなります^^
どこに何があるかを完全に把握しているため、物を探す時間がまったくかからなくなります。
家の中がスッキリすることで頭の中までスッキリし、今自分がすべきことやこれからしたいと思うことが明確に浮かんできました(*^^*)
あなたもぜひ、実践してみてください☆
片づけ祭りをするなら、一刻も早いほうがいいですよ。なぜなら普通に生活しているだけで、少しずつ少しずつ家の中に物は増えていきますから・・・!
以上、私のこんまり流片づけ祭りの実践結果と感想でした^^