
GoogleのSearchConsole(旧:ウェブマスターツール)に運営サイトを登録していると、Fetch as Googleという便利な機能を使用することができます。
Fetch as Googleを使うことで書いた記事をすぐにクローラーにインデックスしてもらえるよう、こちらからリクエストすることができます。無料で使える便利な機能なので、ぜひ使用していきましょう。
SearchConsole(旧:ウェブマスターツール)の登録方法はこちら
Fetch as Googleの使い方を動画で解説
Fetch as Googleとは?
私たちが書いているブログの記事というのは、Googleのクローラーと呼ばれるロボットがサイトに巡回してきて、文字情報や画像などの情報を読み取り、インデックスされて初めて検索結果に表示されるようになります。
記事を書いてウェブ上にアップロードすると、すぐ検索結果に表示されると思いがちですが、実はそうではないのです。
クローラーにインデックスされていない状態では、どんなキーワードで検索してもあなたが書いた記事は検索結果に表示されないのです。
記事をアップした後にそのまま放っておけばいつかクローラーは巡回してきてくれるのですが、サイト立ち上げ間もない頃はインデックスされるまでに2~3日かかる場合もあります。
そんな時にFetch as Googleを使用すると、こちらからクローラーに対してインデックスをリクエストすることができます!
『新しく記事をアップしたから、インデックスしに来てください!』ということをお知らせできるわけですね。
Fetch as Googleを使用するのは主にこの2つの状況の時です。
・サイト立ち上げから間もなく、インデックスされるまでに時間がかかる時
・記事をリライトしてもう一度インデックスして欲しい時
これらの時には積極的にFetch as Googleを使用していきましょう。
Fetch as Googleの使用方法
それでは実際にFetch as Googleの使用方法を解説します。
まずはSearch Consoleにログインします。
次に、インデックスをリクエストしたいサイトのURLをクリックします。

サイドバーの【クロール】の中から【Fetch as Google】をクリックします。

赤枠内にインデックスして欲しいページのURLを入力します。
ドメインより後のURLのみでOKです。
例えば【https://zaitakusyuhuburo.info/archives/485】というURLなら【archives/485】だけを入力します。
URLを入力したら【取得】をクリックします。

すると【インデックスに送信】ボタンが出現するので、これをクリックします。

そうするとこのような画面になるので【私はロボットではありません】→【このURLのみをクロールする】→【送信】をクリックします。

【インデックスに送信されたURL】と表示されればOKです。

これで、クローラーにインデックスをリクエストすることができました☆
注意点
クローラーにインデックスをリクエストしても、必ずしもインデックスされるとは限りません。
こちらからの意思表示はできたものの、コピーページが存在していたり、内容が薄かったりといったGoogleが嫌うようなページの場合にはURLの送信が完了してもかなわないケースもあります。
また、Fetch as Googleの使用限度数は月ごとに決まっています。
今回やり方を解説した【このURLのみをクロールする】の方は、1ヶ月に500回までとなっています。

ーーー追記ーーー
Fetch as Googleの再クロールについては「このURLをクロールする」の1日の上限回数が10回までとなったようです。以前は1ヶ月で500件だったので、1日あたり16件できた計算ですが、これからは1日に10件以上リライトする日などは「どの記事をFetch as Googleにかけるか」を考えながら行っていくと良いですね!
ーーー追記終わりーーー
【Fetch as Google】は便利で簡単な機能なので、ぜひ活用していきましょう♪
ーーー追記ーーー
Search Consoleの画面が変わりました!
以前は上記のようにサイドバーに「Fetch as Google」という表記があり、そちらからインデックスリクエストしていましたが、今はさらに簡単にインデックスリクエストできるようになっています。
やり方はこちら。
まずはインデックスさせたい記事のサイトURLを選択します。

そして、上の虫眼鏡マークにインデックスさせたい記事URLを入力してクリックします。

すると「Googleインデックスからデータを取得しています」と表示されます。

「インデックス登録をリクエスト」をクリックすることで、記事をインデックスリクエストできます。
※この画像の場合は↓すでにGoogle登録された記事を例に使ったので、「Googleに登録されています」と表示されていますが、実際はまだ登録されていない記事をインデックスリクエストしていくため、「登録されています」とは表示されません。右下の「インデックス登録をリクエスト」からリクエストしていくことには変わりないです。

以上で、Search Consoleの新しいバージョンでも、インデックスリクエストすることができます!
ーーー追記以上ーーー
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