こんにちは、莉音です。先日、起業家仲間のHitomiさんとしおのかえさんとともに、上野の森美術館で開催されている怖い絵展に行ってきました!
混雑状況や見どころ、感想、所要時間などをご紹介していきます!

怖い絵展とは?
これまで日本では、絵画は観た人それぞれによって感じ方は違って良い、という考えだったそうなのですが、作家・文学者の中野京子さんは「絵画の中に秘められた物語や背景を知ったほうが絵の魅力や価値を知ることができる」という意向の元、2007年に美術書『怖い絵』を出版されました。
中野京子さんが出版された美術書『怖い絵』は、その絵に隠された物語や背景を読み解かれています。
これまでの絵画鑑賞とは、色彩、タッチ、雰囲気や表現法などをもとに、感性を頼りにして心のままに感じるもの、というのが一般の人々が抱くイメージでした。そんな中、作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版した『怖い絵』は、「恐怖」に焦点をあて、その絵の時代背景や隠された物語という知識をもとに読み解く美術書としてベストセラーを記録し、シリーズ化されて多方面で大きな反響を呼びました。
刊行10周年を記念して開催する本展では、シリーズで紹介された作品を筆頭に、展覧会に向けて新たに選び抜かれた作品が登場します。さらに『怖い絵』の世界を感じて頂けるよう、作品の恐怖を読み解くためのヒントをもとに、みなさんに想像力を働かせてもらえる展示を予定しています。
最大の注目作は、著書でも紹介された、ロンドン・ナショナル・ギャラリーを代表する名画、ポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。わずか9日間のみ王位にあった16歳の若き女王の最期の姿を描いた、縦2.5m、横3mにもおよぶ大作は、日本初公開となります。また、ターナー、モロー、セザンヌなど、ヨーロッパ近代絵画の巨匠の“怖い”作品など、近世から近代にかけてのヨーロッパ各国で描かれた油彩画や版画、約80点をテーマごとに展示します。
怖い絵展オフィシャルHPより
私は友人に「怖い絵展を観に行こう!」と誘われて行ってみたのですが、予想以上に見どころ満載でした。
怖い絵展の混雑状況は?
上野の怖い絵展は10月7日(土)~12月17日(日)まで開催されていて、私たちは10月27日(金)に行ってきました。
「怖い絵展、混むらしいから朝一で行こう」ということで、朝9時半に上野駅アトレのスタバに集合。
朝起き慣れていない私にはとっても早い時間でした!
かえさんとフランクリン・プランナーの手帳がおそろい♡なんて言って盛り上がる。

スタバで妙に落ち着いてしまい(笑)9時半に集合したものの、10時少し過ぎくらいにスタバを出発。
上野駅から歩くこと2~3分。階段を上ると美術館が見えてきます。

階段を上り終えてびっくり。すでに長い行列が・・・

列の最後尾には「60分待ち」の看板が掲げられていました!!
平日なのに60分待ちなんてすごいな~と驚きましたが、3人でおしゃべりしていたらあっという間かな~と思ったのでそれほど抵抗もなく並ぶことに。
その前に、チケットを買っていなかったのでチケットの列に5分程並んで購入。
チケット購入後、入場の60分待ちの列へ並びました^^
吉田羊さんが展示会ナビゲーターをしてくれる音声ガイドを550円で借りました。
全部ではないですが、怖い絵の解説を吉田羊さんの落ち着いた声で話してくれるので、とても分かりやすかったです。

60分待って入れてうれしい私たち。アトラクション並ですね!
ちなみにヘッドホンはこんな感じです。
耳も痛くならず、いい感じでした^^

怖い絵展の感想と所要時間
私は今回初めてこうしてちゃんと美術館へ行って美術作品の世界に触れてきました。
「怖い絵」と一口に言っても、いくつかのカテゴリーに分かれています。
・1章 神話と聖書
・2章 悪魔、地獄、怪物
・3章 異界と幻視
・4章 現実
・5章 崇高の風景
・6章 歴史
私が一番怖いと思ったのは、4章の「現実」ですね。
貧困に苦しんでいる母娘の最期の姿を描いた絵や殺人犯の寝室の絵など・・
「悪魔や地獄」などは、すぐ目に見えるものではないのでピンとこないところはありますが、「現実」は人の苦悩が描かれているため、とてもリアリティがあって一番怖いと思いました。
一番注目されているのはポスターやチケットにもなっている《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。
わずか9日間のみ王位にあった16歳の若き女王の最期の姿を描いた、縦2.5m、横3mにもおよぶ大作は、日本初公開です。
これほどまでに大きな作品を間近で観ることはなかなかないので、とても迫力がありました。
「恐怖」をテーマにした絵画が約80点展示されていて、見ごたえが十分でした!
怖い絵を、背景や物語も全部ひっくるめて観て思ったことは、今の平和すぎる生活に心底感謝・・ということ。
私たちが生きている日本は平和で、普通に生きていたら貧困で死ぬこととかまずないですよね。
恐怖を感じることなく安全な場所で生きることができて幸せだし、そのことに気づかなきゃいけないと思いますね!
「怖い絵展」の所要時間は、2時間程でした。
どのくらいじっくり解説を読んだり聴いたりするかにもよりますが、2時間前後の時間があれば全部見て回れると思いますよ!
「怖い絵展」の詳細と混雑を避けるコツ
「怖い絵展」の詳細はこちら。
「怖い絵展」の開催場所
会場:上野の森美術館
東京都台東区上野公園1-2
「怖い絵展」の開催期間と開催時間
■2017年10月7日(土)~12月17日(日)※会期中無休
■開館時間:午前10時~午後5時 ※入場は閉館の30分前まで
好評につき、金・土・日・祝日は開館時間延長!
金曜日:9:00~20:00
土曜日:9:00~20:00
日曜日:9:00~18:00
祝日 :9:00~20:00
※入場は閉館の30分前まで
閉館の30分前に入った人の話では「時間がなくて全然見れなかったから、もう一回行こうかな?」なんて話していたので、やっぱり所要時間を二時間は確保して入場したほうが良いですね!
「怖い絵展」のチケット料金
一般 1,600円
大学生・高校生 1,200円
中学生・小学生 600円
小学生未満 無料
20名以上の団体割引料金
一般 1,400円
大学生・高校生 1,000円
中学生・小学生 500円
小学生未満 無料
チケットは、できれば事前に会場以外でゲットした方が良いですよ!
料金は変わりませんが、会場だとチケットを買うだけでも列ができるので^^
東京会場 チケットお取り扱い店一覧はこちら
■フジテレビダイレクト:http://fujitvdirect.jp/
■チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/kowaie/
0570-02-9999[Pコード:768‐416]
店頭販売:チケットぴあ店舗、セブン-イレブン、サークルK・サンクス
■ローソンチケット:http://l-tike.com/kowaie/
0570-084-003[Lコード:34248]
店頭販売:ローソン、ミニストップ
■イープラス:http://eplus.jp/kowai-e/
店頭販売:ファミリーマート
■チケットポート:http://www.ticketport.co.jp/
03-5561-7714[オペレーター対応]
■上野公園案内所
■上野駅構内エキュートチケットショップ
ほか
私は上野駅構内に売っているのを見かけたにも関わらず、「料金変わらないなら別に会場で買えばいっか~」なんて思ってスルーしていました。
でも、事前に買っておくと会場でスマートですよ^^
また、怖い絵展公式Twitterをフォローしておくと、その日その時の混雑状況がこんな風に分かりやすいです^^
【11月6日(月)】16:25現在
入場待ち時間・チケット購入待ち時間はございません。
会場内は大変混雑しております。ご了承ください。
本日は16:30最終入場 17:00閉館です。— 「怖い絵」展 (@kowaie_ten) 2017年11月6日
Twitterを日頃チェックしておけば、何時頃が空いているのかが分かりますね^^
怖い絵展の後は上野で焼肉ランチ!
怖い絵展を楽しんだ後、3人で上野駅近くの焼肉ランチに行ってきました。


安くて美味しくて最高でした♪
肉食女子な私たちにはちょっとお肉の量が足りず・・・
追加注文もしました^^笑
焼肉ランチを楽しんだあとは、上野公園の中になるカフェへ。
上野公園内のスタバは混むのですが、ここは穴場らしいです。
入ってわりとすぐにあるカフェ。
平日のランチにはサラダバイキングがついているらしくコスパが良いとのこと。
かえさんは上野に詳しい!
カフェで3人ともそれぞれ作業タイム。
私はメルマガ書いてました^^
この日書いたメルマガはこちら。

カフェで作業をした後、大統領へ飲みに行きました♪

サラリーマンのみなさんが楽しむ中、私たちも大盛り上がり^^
ビジネスの話はもちろんのこと、その他ふざけた話もたくさんして、とても楽しい1日となりました!
怖い絵展まとめ
怖い絵展は人気があるため、平日がおすすめです。
また、館内は人がたくさんいてゆっくりは見れないかもしれないですが、それは覚悟した方が良いです。
ただ、こういった怖い絵展はいつもやっているわけではないですし、今回は日本初公開の絵画もあるため、観る価値はありですよ!
ぜひあなたも足を運んでみてくださいね~